宗教観は人それぞれであるが、まだ日本では仏教徒が多いと思います。
されども、親はお寺の檀家で、頻繁にお寺の行事やお墓参りに行っていたけど、自分は、お墓参りもそんなに行かないし、お寺の行事にも行ったことない、あるのは、子供の頃のなんとなく気乗りしないまま行ったお墓参りの記憶だけという方も多いのではないでしょうか。
ただ、実際に親が亡くなると否が応でも、親の葬儀、法事、納骨などとお寺との付き合いが生じます。そのときにどうするのか、というのは悩ましいかと思います。
ネットで調べても自分のお寺はどうなんだろうと答えがあるわけではありません。
今回は、私の経験談だけをお伝えしたいと思います。私が檀家となっているお寺は、真言宗智山派のお寺となります。
親は熱心に寄附やお布施をしていましたが、私はそれを横目にあまり関わっていなかったです。
しかし、親が亡くなり、まずは葬儀のお願いをすることから、49日、100日、1周忌、Ⅲ回忌などのほか、納骨・お墓の開眼供養等など関わらないということができなくなりました。
そのため、もう答えは一つでした。そうです。はっきりわからないと伝え、お寺に聞くことです。お寺との関わりで一番悩むのがお金、つまりお布施ではないかと思います。葬儀のお布施、戒名をもらうお布施、その都度その都度のお布施など。
これも聞きづらいことですが、本当に聞きました。決まっているものは金額を言ってくれるし、お布施だからお気持ちの問題は言ってくれないものも多いです。その場合は同じ寺の檀家の知り合いがいれば聞くのが一番ですし、いなければネットある程度の相場観を確認した上で、自分の財布具合と相談して決める、これしかないように思います。
そして、一番勘違いしてはいけないのは、親がお寺とどういう関係にあろうとも、出発点は、自分がお寺との関係を築き上げていくものだというこです。
自分に対する供養、先祖に対する供養、子孫に対する供養などは、自ら関係を築いた寺に対してお願いをして弔っていくというものとなるものと思います。
大事なのは、親や祖先を供養するという気持ち、子孫までの供養を想定してお寺との距離感を自ら作り関係を築いていくというではないかと思います。
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