最近地下鉄メトロのモニターで気づくと迷惑となっているとの広告が流れていますね。満員電車のなかで自分もそのようなことはおそらくしているのだろうなと感じることは多々あります。先日、思わず「何だよ」と声が出てしまった件がありました。久しぶりにラッシュ時間に移動が必要となっていつもと違う時間に電車に乗ろうとしました。ドアがあくと、目の前にいたその人は、堂々と不自然に手を目の前にして雑誌を読んでいるのでした。予想では、自分が乗っていけば、少しは控えめに読み始めるだろうと思って、その人の前に乗り込んだところ･･･そうです。手の位置・力を全く変えず、読み続けているのです。私のあとに人がさらに乗り込んできてその人を少し押す感じになってきたのですが、それでも、その人は読み方変えてくれませんでした。その人が読む雑誌の表紙には、3年先の未来を読むとかなんとか。
おそらく、もんもんとせず、「申し訳ありません、手と雑誌が当たっているので、ご配慮いただけませんか」と言えばよかったのかもしれません。むしろ自分の乗り方にも何か問題があったのかもしれません。自分の未熟さゆえです。その人の電車の乗り方の感覚や問題の捉え方を推測し問題の本質がみえ自分の心の置き方が変わったかもしれませんし、何か良い距離感を保てたのかも知れません。
いずれにしても、人それぞれで、電車での乗り方の感覚やそのときの気分、時間的な問題などが異なるのだろうと思いますが、自分とのズレがあるときの難しさを感じました。このようなことが大きい問題になると、世界で起きているいびつな現象などにつながるのでしょうか。
自分もまだまだ未熟と実感した一日でした。
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