相続が発生すると、親の遺産を整理し、現預金のほか、不動産などがあれば適正に評価したりするなどし、相続税が課税される遺産がどの程度あるのかということを把握することが必要となってくることは経験済みの方も多いのではないでしょうか。
相続税が課税される遺産の計算方法などの説明は別稿にゆずるとして、少なくとも遺産にかかる基礎控除額を超える遺産があると判明すると相続税を納税する必要が生じてきますよね。
実際問題として、簡単な遺産の評価及び相続税の申告はとてもシンプルなものであればともかく、専門家という人がいないと全く手続ができないというのが実際かと思います。そのような制度の是非はともかくとして、その税理士の費用が高い。そこに疑問やモヤモヤ感がある人も少なくないのではないでしょうか。国が納税を強制するものだから、評価などは国がわかりやすいように提示すればよく、例えば、国の課税の標準より実際には遺産の評価が安いというメリットがあるときにだけ税理士などから助言をもらい評価・申告する手続の方が納得感があるのではないかと考えているところです。
実際には、相続税を申告する手続代行の費用はとても高く、および腰になる場面もあり、日常生活で必要となる場面で自分で現実的にすることのできないこの現実を、どうにかしてほしいと考えているところです。所得税と同じように国のシステムで申告できるようにできたらいいかもですね。
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